こんにちは。Sonokaです。
一人ひとりのコーヒーへのこだわりが強いオーストラリアの人々。
それはまるで、”人の数だけコーヒーのカスタマイズの種類がある”といっても過言ではないほど。
今日は、そんなコーヒーのカスタマイズについてお話ししたいと思います。
※カフェにより異なる場合があります。
Sonokaのエピソード
ある日、私がシドニーのレストランで働いていた日のこと。
綺麗な4人の女性のお客様が来ました。
そして、席につくなり彼女たちはそれぞれ口早に
「Can I have Almond Cappuccino, please?」
「I'll have Cappuccino with Soy.」
「Could I grab a 3/4 Cappuccino?」
「Cappuccino with honey, and extra hot!!」
・・・呪文かと思いました。(笑)
それを聞いた私は、
といい、なぐり書きしたメモを握り締め、バリスタのもとへと走ったのでした。。
このように、オーストラリアの人々は本当にカスタマイズが多いです。
あなたがもしオーストラリアで働いてオーダーを取る時に、
あなただけの一杯を探したい時に、
コーヒーのカスタマイズを知っていると知らないとでは、大きな差になります!
このBlogを読んで、ぜひ学んでみてくださいね。
カスタマイズの種類
コーヒーのカスタマイズには、以下のような種類があります
①ミルクの種類
②ミルクの量
③ミルクの温度
④エスプレッソの量
⑤カフェインの量
⑥その他追加
①ミルクの種類
健康志向の高いオーストラリアの人々。
「ミルク」といっても、牛乳だけではありません!
身体に良い植物性のミルクが、カフェでもスーパーマーケットでもたくさん選ぶことができます。
アレルギーや牛乳に含まれる乳糖不耐症の人、動物性食品をとらない菜食主義者(VEGAN:ヴィーガン)の人にもやさしいですね。
※主に扱われているミルクは赤字にしています。それ以外のミルクはご紹介だけ!
動物性
●Full Milk(フル・ミルク/牛乳)
ノーマル、レギュラーのミルク
濃厚な味わい
●Skim Milk(スキム・ミルク/低脂肪牛乳)
Full Milk(牛乳)から水分と脂肪分を除いた、低脂肪ミルク
甘さ控えめ
動物性
●Soy Milk(ソイ・ミルク/豆乳)
豆から作られたミルク
少しクセのある豆の味わい
大豆に含まれる豊富なタンパク質やイソフラボンの成分が、美容や健康に◎
オーストラリアのカフェで絶対に見かけるソイミルク『BONSOY milk(ボンソイ・ミルク)』は、クセもなく飲みやすくて本当に美味しい!豆乳があまり得意ではない私も大好きなソイミルクです♡
●Oat Milk(オーツ・ミルク)
オーツ麦(大麦)という穀物から作られたミルク
牛乳の味に似ているが、重くなくあっさり飲みやすい
カルシウム、ビタミンB2・B12・Dが豊富
ナッツアレルギーや豆アレルギーの人でも○
Sonokaの1番のお気に入りはOat milk♡
●Almond Milk(アーモンド・ミルク)
アーモンド(ナッツ)から作られたミルク
アーモンドの香ばしい風味とあっさりした味わい
ノン・コレステロールでビタミンEが豊富
●Macadamia nut Milk(マカダミアナッツ・ミルク)
マカダミアナッツ(ナッツ)から作られたミルク
●Cashew nut Milk(カシューナッツ・ミルク)
カシューナッツ(ナッツ)から作られたミルク
●Hazel nut Milk(ヘーゼルナッツ・ミルク)
ヘーゼルナッツ(ナッツ)から作られたミルク
●Hemp Milk(ヘーゼルナッツ・ミルク)
ヘンプシード(麻の実)から作られたミルク
● Rice Milk(ライス・ミルク)
米から作られたミルク
勝手にMyミルクランキング
※Latte(ラテ)をカスタマイズした場合
【1位】Full Milk(フル・ミルク/牛乳)
:やっぱり普通に美味しい。
【2位】Oat Milk(オーツ・ミルク)
:1位と僅差。牛乳とほぼ変わらない美味しさ。
【3位】Soy Milk(ソイ・ミルク)
:オーストラリアの『BONSOY Milk(ボンソイ・ミルク)』なら2位と接戦!
【4位】Skim Milk(スキム・ミルク)
:薄い。。。
【5位】Almond Milk(アーモンド・ミルク)
:私には酸っぱく感じ、一番クセが強かった。。。
②ミルクの量
コーヒーのカスタマイズでは、ミルクの量を調整することができます。
ミルクの量を減らすことで、コーヒーの香りや味が強く感じられ、より濃厚な味を楽しむことができます。
●3/4(Three Quater:スリークウォーター)
ミルクの量を3/4に変更
●1/2(Half:ハーフ)
ミルクの量を1/2(半分)に変更
③ミルクの温度
コーヒーのカスタマイズでは、ミルクの温度を調整することができます。
その日の温度や好みに合わせて変更しましょう。
●Extra Hot(エクストラ・ホット)
あつめの温度
●Warm(ウォーム)
ぬるめの温度
●Kids(キッズ)
子供も安心して飲める、ぬるめの温度
④エスプレッソの量
コーヒーのカスタマイズでは、ベースとなるエスプレッソの量を調整することができます。
※基本的に、エスプレッソは「1Shot=30ml」
●Weak(ウィーク)
エスプレッソ少なめ(2Shot→1Shotに減らすなど)
●Strong(ストロング)
エスプレッソ強め(1Shot追加)
※基本的に「Double Shot(ダブル・ショット:2Shot)」と同じ
⑤カフェインの量
コーヒーのカスタマイズでは、ベースとなるコーヒー豆をカフェインの量で選ぶことができます。
豆知識
「カフェイン」
「カフェイン」とは、コーヒー豆に含まれる苦味成分のこと。カフェインを摂取すると、カフェインの覚醒作用により目が覚めるというのが特徴です。
妊娠中の方・カフェインが身体に合わない方・夜に飲む場合にカスタマイズすることが多い。
●Decafe(ディカフェ)
コーヒーからカフェインを取り除いたもの
※元々はカフェインを含んでいた飲み物からカフェインを取り除くため、カフェイン含有率は0%とは限らない
●Caffeine Less(カフェイン・レス)
元々カフェイン含有量が少ないコーヒーのこと
※カフェイン含有率は0%ではないが、限りなく0%に近い
●Non Caffeine(ノン・カフェイン)
カフェインが全く含まれていないコーヒーのこと
※カフェイン含有率0%
⑥その他追加
ミルクやエスプレッソ以外に、個人の嗜好でコーヒーにAdditonal(アディショナル:追加)で加えるもののカスタマイズ。
●Honey(ハニー)
はちみつ追加
●Sugar(シュガー)
お砂糖追加
お砂糖のパックをつけるのではなく、コーヒーの中に直接入れる
バリスタには、スプーンの杯数で伝える(1〜3杯など)
●Equal(イコール)
人工甘味料「Equal(イコール)」追加
オーストラリアで一般的なのは、水色のパッケージの「Equal(イコール)」
パックを渡す場合もあれば、コーヒーの中に直接入れる場合もある
カスタマイズの略字一覧
Take Away(テイクアウェイ・お持ち帰り)する場合は、蓋の上やカップにそれぞれの略字が書かれます。
カスタマイズの種類 | 略字 | |
ミルクの量 | Three Quater(スリークウォーター) | 3/4 |
Half(ハーフ) | 1/2 | |
ミルクの温度 | Extra Hot(エクストラ・ホット) | !! |
Warm(ウォーム) | W | |
Kids(キッズ) | K | |
エスプレッソの量 | Weak (ウィーク) | W |
Strong(ストロング) | X | |
追加 | Sugar(シュガー) | 1(1杯) |
2(2杯) | ||
3(3杯) | ||
Equal(イコール) | eq または = |
オーストラリアでコーヒーをオーダーする際は、ぜひカスタマイズに挑戦してみてくださいね!
あなただけの”とっておきの一杯”に出会えますように♡
Thank you so much for reading (: