こんにちは。Sonokaです。
楽しい旅行や留学中に最も避けたいのが、現地での事故や病気などのトラブル。
オーストラリアを含め、海外の病院の治療費や入院費などの医療費は非常に高額。
オーストラリアに住んでいる人は、「Medicare(メディケア)」という医療保険制度に加入しているため医療費はほとんどカバーされますが、私たち日本人の場合は全額自己負担になります。
そんな時に心強いのが本日ご紹介する海外旅行保険の存在。
この記事を読んで、海外旅行保険について詳しく知りましょう!
旅行よりも長期間行く留学の場合は特に加入していくことを強くオススメします!
目次
起こりうるトラブル
怪我や病気などの治療補償
●滞在中の治療費
・体調不良で病院にかかる
●傷害死亡/疾病死亡
・怪我または病気が原因による死亡
●傷害後後遺症
・旅行・留学中の怪我が原因で後遺障害が生じた
●治療・救援費用
・階段で転倒して骨折
・盲腸で入院
・怪我や病気で長期入院し、日本から家族が現地に駆けつける
身の回りの補償
●携行品損害補償(盗難・破損)
・滞在先に泥棒が入り、パソコンを盗まれた
・カメラを落として壊してしまった
●個人の賠償責任補償
・誰かを怪我させた
・物を壊してしまった
・学校の備品を壊してしまった
・友達の貴重品を壊してしまった
航空機に関する補償
●航空機寄託手荷物遅延
・航空会社に預けた手荷物が出てこない
●航空機遅延費用
・悪天候などの理由で、搭乗予定の飛行機が飛ばなかった
などなど、思いつくだけでも様々なトラブルが浮かびます。
ましてやそこは外国の土地。一人で対応できるのかも不安ですよね。
そんな時、海外旅行保険に入っていれば、安心して生活することが可能です!
ココに注意
※注意※ 歯の治療について
歯の治療については、OSHC保険でも、海外旅行保険でも、基本的に保険でカバーされません。
また、オーストラリアを含め、海外で歯医者にかかると非常に高額な治療費が必要になります。
渡豪前には、日本で必ず歯医者さんで一度診てもらうことを強くオススメします!
海外旅行保険の種類
OSHC保険
・OSHC(Overseas Student Health Cover:海外留学生健康保険)
・学生VISAの場合、必ず加入することが義務付けられている保険
・日本の「健康保険」に該当し、健康面の医療費のみをカバー
・滞在中の怪我や病気などの際、適切な医療を少ない負担で受けることが可能
期間 | 学生VISAの期間 | |
費用 | 約$600/年 | |
補償内容 | ⭕️ | 滞在中の治療費(怪我・病気) |
❌ | 傷害死亡/疾病死亡 | |
❌ | 傷害後後遺症 | |
❌ | 治療・救援費用 | |
❌ | 携行品損害補償(盗難・破損) | |
❌ | 個人の賠償責任補償 | |
❌ | 航空機寄託手荷物遅延 | |
❌ | 航空機遅延費用 |
海外旅行保険
・日本から加入する海外旅行保険
・「海外旅行保険」「海外傷害保険」と呼ばれる
・海外留学期間中に発生しやすい事故・損害をカバー
・費用は高めだが、安心のサービスを受けることが可能
期間 | 基本的に、出発〜帰国まで | |
費用 | 約15〜25万円/年 | |
補償内容 | ⭕️ | 滞在中の治療費(怪我・病気) |
⭕️ | 傷害死亡/疾病死亡 | |
⭕️ | 傷害後後遺症 | |
⭕️ | 治療・救援費用 | |
⭕️ | 携行品損害補償(盗難・破損) | |
⭕️ | 個人の賠償責任補償 | |
⭕️ | 航空機寄託手荷物遅延 | |
⭕️ | 航空機遅延費用 |
海外旅行保険の会社を選ぶ5つのポイント
初めての海外旅行保険。補償内容を各社比較してもどれも同じようなものに見える・・・
そんな時にチェックするポイントは5つ!
①治療補償内容の充実
②携行品損害補償の充実
③賠償責任補償の充実
④滞在期間を十分にカバーできるかどうか
⑤サポートサービスの充実
中でも⑤サポートサービスの充実は非常に大切!
・海外にある日本語対応デスクに相談可能
・緊急ダイレクトコール(24時間・365日・日本語対応)
・医療機関の紹介・手配、通訳手配
・提携病院での「現金不要」キャッシュレス・メディカルサービス
など、実際に利用する立場になったところを想像して一番安心できる会社を選びましょう!
クレジットカード付帯の海外旅行保険
・その名の通り、日本のクレジットカードに付帯する海外旅行保険(VISAやMasterCardのクレジットカードなど)
・補償額は低めの設定のため、いざという時に治療費が足りないこともある
・ほとんどの場合、期限は出発日から約3ヶ月(90日)以内のため、長期留学には向かない
・「自動付帯」と「利用付帯」の2種類がある(利用条件)
・クレジットカード会社により、利用条件・補償範囲・補償額などが異なる
期間 | 最長3ヶ月(90日間) | |
費用 | なし(クレジットカード維持費) | |
補償内容 | 海外現地での通院・薬代のカバー、携行品の紛失・盗難など ※クレジットカード会社による |
ココに注意
クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類の保険適用利用条件があるので注意しましょう!
自動付帯 | クレジットカードを持っているだけで保険適用 |
利用付帯 | クレジットカードを利用(事前に指定された費用の決済に使用)した場合に保険適用 |
※利用付帯の「(事前に指定された費用の決済に使用)」とは、交通費・宿泊費・旅行会社のパッケージ旅行費などをそのカードで決済すること(※範囲はカード会社により異なるので要確認)
VISAの種類で比較
旅行 | 観光VISA | クレジットカード付帯の海外旅行保険 |
短期留学 | 観光VISA | クレジットカード付帯の海外旅行保険 |
学生VISA | クレジットカード付帯の海外旅行保険・OSHC保険 | |
長期留学 | 学生VISA | OSHC保険・海外旅行保険 |
ワーホリ | 海外旅行保険 |
Sonokaの場合
1年目・学生VISA
OSHC保険と海外旅行保険(AIG損害保険)にW加入!
OSHC保険を申し込んで終わった気でいましたが、出発直前に海外旅行保険に申し込んでいなかったことに気付き、バタバタで申請しました。
海外旅行保険は、出発の1ヶ月前までには申し込みしましょう!
AIG損害保険
期間 | 出発〜帰国まで |
費用 | 約26万円/年(※オプション含む) |
内容 | 長期留学用プラン +オプション(緊急一時帰国費用) |
AIG損害保険を選んだ5つの理由
①留学エージェントのオススメ
②海外で最も多いトラブルである怪我・病気補償の充実
③個人賠償責任の補償アリ
④長期留学用プランあり
⑤充実のアシスタントサービス(海外で困った時に24時間・365日の日本語対応サービス、キャッシュレス・メディカルサービス)
幸いにも、留学期間中に特に大きな怪我や事故もなく、保険を利用したのは下記の2回のみでした。
①病院での診察(1回)
②携行品(iPod nano)の破損
2年目・ワーキングホリデーVISA
無加入・・・
からの急遽、現地で海外旅行保険(ユニケア保険)に加入
2年目の留学でありがちな、「1年目でほぼ病院に行かなかったから保険に入らなくていいや!」と、無保険で渡豪。
その結果、毎月ひく風邪、謎の腹痛・・・と、無保険なのを知ってか知らずか、2年目は本当に体調不良に悩まされました。現地の市販の薬を色々と試してみるも効かず(マヌカハニーまで試す始末)、急遽途中で海外旅行保険(ユニケア保険)に加入することに。病院で処方してもらった抗生物質を飲んだら、一発で治りました。
無保険状態で海外に滞在することは、とてもリスクのあることです!海外旅行保険は加入することを強くオススメします!
ユニケア保険
・オーストラリアまたはニュージーランドへの長期滞在者(留学・ワーホリ・ビジネス)向けの格安海外旅行保険
・ニュージーランドに本社を置く保険会社
・保険料が日本の約半額!
・オーストラリア国内から加入可能(※日本から申し込んだ場合と、加入条件や補償内容が異なる)
・1日からの日割計算が可能
・医療保険の他、携行品の盗難・紛失、賠償責任、緊急帰国などをカバー
・怪我・病気の場合の治療費の上限なし
日本の海外旅行保険とどう違う?
日本の海外旅行保険
・「死亡した時」の保険金に焦点を当てた保険(生命保険的要素が高い)
=保険料が高い!
ユニケア保険
・「医療損害」に焦点を当てた保険
=保険料が安い!
※生命保険ではないため、傷害死亡や傷害後後遺症などの場合の支払い保険金は、日本の海外旅行保険ほど多くない。
ユニケア保険を選んだ3つの理由
①オーストラリア国内から加入可能(既に現地にいたため)
②日割計算可能(ワーホリ生活が約半年経過していたため)
③海外で最も多いトラブルである怪我・病気補償の充実(とにかく体調不良で病院に行きたかったため)
とにかく不調だった2年目のシドニー生活は、現地で加入できる「ユニケア保険」があって本当によかった!と心から思いました。
また、日本の海外旅行保険だけでなく、生命保険的なカバーは薄いものの、保険料の安い海外旅行保険もあるんだと知れた良いきっかけにもなりました。
3年目・ワーキングホリデーVISA(予定)
日本の海外旅行保険もいいですが、ユニケア保険を日本から申し込んでいくのもアリだなぁと思っています。
海外旅行保険について、いかがでしたでしょうか?
海外では、予期せぬ事故・思わぬトラブルが起きるもの。
決して安くはありませんが、命にも関わる大切な先行投資です。
その時になって、「入っておけばよかった・・・」と後悔しないために、海外旅行保険は必ず入って行きましょう!
Thank you so much for reading (: