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オーストラリアの代表的な動物15選

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G'day mate!

 

こんにちは。Sonokaです。

独立大陸のオーストラリアには、独自の進化を遂げてきたオーストラリア固有のユニークな動物がいっぱい!

今日は、そんなオーストラリアの代表的な動物についてご紹介します。

 

Aussie animals(オーストラリアの動物)

1. Koala(コアラ)

2. Kangaroo(カンガルー)」

3. Wallaby(ワラビー)

4. Wombat(ウォンバット)

5. Quokka(クォッカ)

6. Emu(エミュー)

7. Cassowary(ヒクイドリ)

8. Cockatoo(コカトゥー)

9. Tasmanian devil(タスマニアン・デビル)

10. Dingo(ディンゴ)

11. Crocodile(クロコダイル)

12. Platypus(カモノハシ)

13. Echidna(ハリモグラ)

14. Little penguin(リトル・ペンギン)

15. Possum(ポッサム)

 

ボクもいるよ!

 

1. Koala(コアラ)

 

オーストラリアを象徴する動物!

名前 Koala(コアラ)
名前の由来 「Koala」とは、先住民アボリジニ民族の言葉で「水を飲まない」という意味
種類 コアラ科・コアラ属、有袋類
生息地 オーストラリア東部(森林地帯)
特徴 ・フサフサの灰色の体毛 ・大きな黒い鼻
得意なこと 寝ること
好きな食べ物 ユーカリの葉っぱ
活動時間 夜行性(動物園で見てもほぼ寝ている)

※近年のオーストラリアでの大規模な森林火災の影響により、絶滅危惧種になる危険性有。

 

・主にユーカリの木の上で生活し、ほとんど動かない。

・1日20時間寝る。

・隠れた強い握力と筋力で、木の枝をしっかりと掴むため、寝ている間も木から落ちない。

 

豆知識①

ユーカリの葉とコアラ

①主食のユーカリの葉には、毒素を含む油分が含まれる。

 →コアラの肝臓にはその毒素を分解する酵素があるため、ユーカリの葉を食べることができる。

②ユーカリの葉の成分の半分はお水

 →コアラが水を飲まなくても生きられる理由

③ユーカリの葉にはほとんど栄養素はない

 →体力温存のためにコアラは1日中寝ている

 

豆知識②

「コアラは全部一緒」ではない!

コアラは、実は2種類に大別される。

種類 特徴 生息地
①北方種 小型、毛が明るい灰色 ケアンズ(QLD)、ゴールドコースト(QLD)など
②ビクトリア種 大型、毛が濃褐色 シドニー(NSW)、メルボルン(VIC)、パース(WA)など

 

コアラとの記念撮影 in Hamilton Island(QLD)

 

コアラとの記念撮影 in Sydney(NSW)

 

VIVA・食っちゃ寝★

 

2. Kangaroo(カンガルー)

 

オーストラリアを象徴する動物!

名前 Kangaroo(カンガルー)
名前の由来 QLD州北部の民族グーグ・イミディル族の言葉「gangurru」(オオカンガルー・灰色カンガルーを意味する)が変化したものといわれる
種類 カンガルー科・カンガルー属、有袋類(フクロネズミの仲間)
生息地 オーストラリア全土
特徴 発達した後ろ脚
得意なこと ジャンプ、キック
好きな食べ物 草食
活動時間 夜行性

 

大きさによって種類が大別される。(明確な分類はない)

 比較的大型のカンガルー:「Kangaroo(カンガルー)」

 比較的小型のカンガルー:「Wallaby(ワラビー)」

・後ろ脚でピョンピョンとダイナミックに跳ねる。

 

豆知識①

前進しかしない動物、カンガルー

カンガルーは、後退することができません。

前進しかしないということから、「前へ前へと国が前進していくように」との思いを込めて、オーストラリアの国章に採用されています。

豆知識②

オーストラリアでのカンガルーの略称

大人のカンガルー:「Roo(ルー)」

子供のカンガルー:「Joey(ジョーイ)」

 

ココに注意

カンガルーには、光に集まってくる性質があります。

夜間の運転にはくれぐれも注意しましょう!

※カンガルーとの衝突時に、車体の損傷を防ぐための特殊なバンパー(通称「Roo Bar(ルー・バー)」もあります。

 

at Morisset Park(NSW)

 

前進あるのみ!

 

3. Wallaby(ワラビー)

 

ちょっと小さめなカンガルー!

名前 Wallaby(ワラビー)
名前の由来 先住民アボリジニ族のEara(エオラ)族の言葉に由来
種類 カンガルー科・カンガルー属、有袋類(フクロネズミの仲間)
生息地 オーストラリアの森林地帯、草地
特徴 ・カンガルーより小さい ・後ろ脚と尾が短い
得意なこと ピョンピョン跳ねること
好きな食べ物 草食
活動時間 夜行性

 

・オーストラリアの森林には、野生のワラビーが多く生息している。

 

at Raspberry farm(TAS)

 

カンガルーと見分けるのが難しいよ!

 

4. Wombat(ウォンバット)

 

ぶちゃカワなその姿は、コアラと並ぶ人気者!

名前 Wombat(ウォンバット)
名前の由来 「Wombat」とは、先住民アボリジニ民族の言葉で「平たい鼻」という意味
種類 ウォンバット科・ウォンバット属、有袋類
生息地 オーストラリア南部、タスマニア(特に多い)
特徴 ・平たい鼻 ・ずんぐりむっくりした体型
得意なこと 穴を掘ること
好きな食べ物 草食
活動時間 夜行性(動物園で見てもほぼ寝ている)

 

豆知識

ウォンバットのうんちは四角形!

ウォンバットは、世界で唯一四角いうんちをする動物

その理由は、独特な腸の構造縄張り主張のためなど、現在でも研究が続けられている。

 

at Cradle Mountain(TAS)

 

四角いうんち■■■

 

5. Quokka(クォッカ)

 

世界一幸せな動物!

名前 正式名:Quokka wallaby(クォッカ)
名前の由来 西オーストラリアに住む先住民アボリジニ民族により名付けられた
種類 カンガルー科・クォッカワラビー属、有袋類(カンガルーやワラビーの仲間)
生息地 Rottnest Island(ロットネスト島)(WA)
特徴 笑っているような表情
得意なこと スマイル、セルフィー(自撮り)
好きな食べ物 草食
活動時間 夜行性

※絶滅危惧種

 

・ニコッと笑っているようなその表情から、「世界で一番幸せな動物」と呼ばれる。

ぬいぐるみのような姿・人懐っこい性格・愛くるしい笑顔

 「カワイイ」を全てあわせ持った大人気の動物!

・ポケモンのピカチュウのモデルになったとも言われている。

 

in Rottnest Island(WA)

 

いつか、クォッカと一緒に満面の笑みで自撮りをするのが私の夢です♡

 

 

6. Emu(イミュー)

 

オーストラリアの国鳥!

名前 Emu(エミュー)
名前の由来 西オーストラリアに住む先住民アボリジニ民族により名付けられた
種類 ヒクイドリ科・エミュー属
生息地 オーストラリア全土
特徴 ・ダチョウに似ているがやや小さい ・飛べない鳥
得意なこと 走ること
好きな食べ物 雑食
活動時間 昼行性

 

・ダチョウに次いで、世界で2番目に背の高い鳥

・飛べないけれど、足は速い!(最大時速50km)

 

豆知識

前進しかしない動物、エミュー

カンガルー同様、エミューは後退することができません。

前進しかしないということから、「前へ前へと国が前進していくように」との思いを込めて、オーストラリアの国章にカンガルーと共に採用されています。

 

7. Cassowary(ヒクイドリ)

 

この鳥、世界一危険な鳥につき。

名前 Cassowary(ヒクイドリ)
名前の由来 和名「ヒクイドリ」は、漢字で「火食鳥」。喉から垂れ下がった皮膚が赤いため、火を食べているように見えると言われる説が有力。
種類 ヒクイドリ科・ヒクイドリ属
生息地 オーストラリア北東部の熱帯雨林
特徴 ・長いまつげ ・青い顔 ・赤の肉垂れ ・大きなトサカ ・非常に大きな足 ・鋭く硬い爪
得意なこと パワフルな脚力、強力なキック
好きな食べ物 雑食
活動時間 早朝、夕方

※絶滅危惧種

 

「世界一危険な鳥」としてギネス記録に認定。

・恐竜から進化した鳥と言われ、「生きた恐竜」「現代の恐竜」とも呼ばれる。

時速50km・垂直ジャンプ2m以上のパワフルな脚力と、ひと蹴りでどんな動物も切り裂ける強力なキック鋭く硬い爪を持つ。

人間に危害を及ぼす可能性あり。(死亡事故も発生)

 

ヒクイドリと遭遇した場合は、危険ですので静かにその場を去りましょう!

 

 

 

8. Cockatoo(コカトゥー)

 

オーストラリアでよく見かけるオウム!

名前 Cockatoo(コカトゥー)
名前の由来 この鳥のマレー語での名前「Kaka(k)ktua」に由来
種類 オウム科・オウム属
生息地 オーストラリア北部、東部、タスマニア(しばしばシドニーの街中でも見かける)
特徴 ・真っ白い体 ・黄色の頭の飾り羽
得意なこと 猿のようにキーキー鳴くこと、集団行動
好きな食べ物 草食、昆虫
活動時間 昼行性

 

・大きな鳴き声や農作物を荒らすことから、農地などでは「害鳥」扱い。

・寿命は最長70年ほどの長命。

 

in Hamilton Island

 

コンニチワ!

 

9. Tasmanian devil(タスマニアン・デビル)

 

世界最大の肉食有袋類!

名前 Tasmanian devil(タスマニアン・デビル)
名前の由来 暗闇で鳴く鳴き声が悪魔のようだったという説が由来
種類 フクロネコ科・タスマニアデビル属、有袋類(下向き)
生息地 タスマニア
特徴 ・気性が荒い ・強力な顎 ・鋭い牙
得意なこと どんなものでも噛み砕く!
好きな食べ物 死んだ動物の肉
活動時間 夜行性

※絶滅危惧種

 

・コアラやカンガルーと同じ有袋類だが、コアラやカンガルーは袋が上向きについているのに対し、タスマニアンデビルは袋が下向きについている。(穴を掘る際に袋の中に土が溜まらない!)

・小さい体からは想像できないほどの顎の力で、肉だけでなく骨も噛み砕いてしまう。

 

at WILDLIFE PARK(TAS)

 

可愛いフリして・・・

 

10. Dingo(ディンゴ)

 

オーストラリア最大の肉食哺乳動物!

名前 Dingo(ディンゴ)
名前の由来 先住民アボリジニの一部族が飼育していた犬に対して使用していた「Tingo(ティンゴ)」という言葉に由来
種類 イヌ科・イヌ属
生息地 オーストラリア全土
特徴 ・長い犬歯 ・鼻から口にかけて細長い
得意なこと 遠吠え、集団行動
好きな食べ物 肉食(ウサギ、ネズミなど)
活動時間 夜行性

 

・4000年前から、オーストラリア全土に生息する野犬。

・元々は先住民アボリジニによって飼われていた。

・犬に比べ、犬歯が長く、鼻から口にかけて細長いという外見の特徴がある。

 

見た目はまさに「犬」!だけど油断は禁物。

あくまで「野犬」なので、ディンゴと遭遇した場合は、決して近付いたり触らないようにしましょう!(観光客が噛まれる事故も発生)

 

11. Crocodile(クロコダイル)

 

爬虫類最強!危険な野生動物!

名前 Crocodile(クロコダイル)
名前の由来 ギリシャ語の「Krokodiols(クロコディロス)」が語源。トカゲ、ワニ、ヤモリの総称を意味する。
種類 クロコダイル科・クロコダイル属
生息地 オーストラリア北部(川・河川・海水の混じる汽水域)
特徴 ・上から頭を見た時、とがっているように見える ・口を閉じた時に下の歯が牙のように出る ・体を持ち上げるようにして歩く
得意なこと スピード移動
好きな食べ物 肉食
活動時間 夜行性

 

・オーストラリアのワニは、ワニの中でも大型種の「クロコダイル」

・普段は川岸で動かずじっとしているが、獲物を見つけたらものすごいスピードで移動する。

 

クロコダイルに遭遇した場合は、決して近付かないように!(死亡事故も発生)

 

豆知識

①ワニは「Crocodile(クロコダイル)」と「Alligator(アリゲーター)」の2種類に大別される!

(※日本語では「ワニ」と総称)

見分け方 クロコダイル アリゲーター
上から頭を見た時 とがっている 丸みがかっている
口を閉じた時 下の顎の歯が出る 歯が出ない
歩いた時 お腹を地面につけずに、体を持ち上げて歩く お腹を地面にくっつけて歩く

②オーストラリアのクロコダイルは、「Salt water(海水)」と「Fresh water(淡水)」の2種類に大別される!

  Salt water(海水) Fresh water(淡水)
生息地 川や沼(WA、QLD、NT) 入江などの汽水域中心(オーストラリア北部)
性格 普段は比較的おとなしい 攻撃的
大きさ 最大3mほど 最大7mほど
食べ物 小動物(※人間を襲うことはない) 魚、カニ(※時に家畜や人間を襲うこともある)
危険度 低い 高い

「Fresh water(海水)」のクロコダイルは、爬虫類の中でも最大級の大きさ絶対に近付かないようにしましょう!

 

12. Platypus(カモノハシ)

 

地球上でオーストラリアにしか生息しない珍動物!

名前 Platypus(カモノハシ)
名前の由来 「Platypus」とは、ギリシャ語で「平たい足」という意味
種類 カモノハシ科・カモノハシ属、単孔類(卵を産む哺乳類)
生息地 オーストラリア東部、タスマニア(川、湖、沼など)
特徴 ・大きな平たい前に突き出したクチバシ ・水かき
得意なこと 潜水(最大15分)
好きな食べ物 肉食
活動時間 夜行性

 

・鳥のようなクチバシ水かきを持ち、水の中をスイスイと泳ぐその姿は、まさに珍獣。こんな動物、オーストラリアにしかいません!

・約2500万年前に存在していた「オブデュロン」という生物に酷似していることから、「生きた化石」とも呼ばれる。

 

どうも珍獣です。

 

13. Echidna(ハリモグラ)

 

哺乳類であり爬虫類である珍獣!

名前 Echidna(ハリモグラ)
名前の由来 ギリシャ神話に登場する、上半身は人間、下半身は蛇の妖怪「Echidna」が語源。哺乳類と爬虫類の性質をあわせ持つ動物として、その妖怪になぞらえて名付けられた。
種類 ハリモグラ科・ハリモグラ属、単孔類(卵を産む哺乳類)
生息地 オーストラリア全土(タスマニアに多い)
特徴 ・硬く鋭いトゲで覆われた背中 ・細長い鼻と口 ・長く粘り気のある舌
得意なこと 舐めること
好きな食べ物 昆虫
活動時間 昼行性

 

体のトゲは、外敵から襲われた時に身を守るのに役立つ。

長い舌を使って、アリなどを舐めるように捕らえる。

 

豆知識

哺乳類なのに卵を産む「単孔類」

単孔類は、ハリモグラカモノハシ2種類だけ!

そんな単孔類は、地球上でオーストラリアにしか生息していないよ!

 

Sonoka
驚くと丸くなるよ!

 

14. Little penguin(リトル・ペンギン)

 

世界最小のペンギン!

名前 Little penguin(リトル・ペンギン)/別名:Fairy penguin(フェアリー・ペンギン)
名前の由来 世界で最も小さいペンギンであることから
種類 ペンギン科・小型ペンギン属
生息地 オーストラリア南部、タスマニア(メルボルンのフィリップ島が有名)
特徴 ・世界最小(体長約30cm) ・体毛が青い
得意なこと 潜水、パレード
好きな食べ物
活動時間 昼行性

 

リトル・ペンギンの1日の流れ

明方:陽が登る前に海に行く

日中:海でエサとり(1日のほとんど)

夕方:陽が沈むと海から陸に上がる。仲間と共に巣へと戻る。

 

・仲間と共に巣へと戻っていく姿が、まるでみんなで行進しているようなことから、「ペンギン・パレード」と呼ばれる

 

ココがおすすめ

メルボルンのフィリップ島の「ペンギン・パレード・ツアー」が人気!

 

in Penguin town(TAS)

 

15. Possum(ポッサム)

 

木登り上手のフクロギツネ!

名前 Possum(ポッサム)
名前の由来 アメリカ原住民Powhatan(ポウハタン)族の言葉、「Aposoum(白い動物」が由来。
種類 クスクス科・フクロギツネ属、有袋類
生息地 オーストラリア全土
特徴 ・全体的に褐色な体毛 ・しっぽは黒い体毛(内側に毛は生えていない)
得意なこと 木登り
好きな食べ物 雑食
活動時間 夜行性

 

世界最小の有袋類、「Pygmy possum(ピグミー・ポッサム)」もいる。

 

豆知識

オーストラリアでは「保護」、ニュージーランドでは「害獣」

オーストラリアでは、ディンゴや野良猫などに捕食され、「保護」の対象になるほど数が減少。

ニュージーランドでは、「害獣」扱いとして特定外来生物に指定され、駆除されるほどまでに数が増加。

・人間が毛皮目的で、ポッサムの天敵のいないニュージーランドに持ち込んだことが背景。

 

 

以上、オーストラリアの動物たちでした。

あなたはどの子に一番会いたいですか?

 

Thank you so much for reading (:

 

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  • この記事を書いた人

Sonoka

「LIVE to EAT」 〜食べるために生き、食べるために働き、食べるために動く〜をモットーに、学生VISAとワーキングホリデーVISA、2年間のオーストラリア・シドニー留学を通して自身が経験したオーストラリアについて発信する。 留学・海外生活・観光・食、「これを見たら全部分かる!」オーストラリア・シドニーの総合サイトを目指します!

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