こんにちは。Sonokaです。
留学するにあたり、ほとんどの人が目的とするのは「英語が話せるようになる」こと。
そこで重要になってくるのが語学学校の選び方です。
今日は、そんなオーストラリアの語学学校や選び方のポイントについてお話ししたいと思います!
目次
オーストラリアの留学生受け入れ体制
オーストラリアでは、留学生を受け入れるにあたり、国としてESOS法と呼ばれる国家法やCRICOS制度という教育機関の政府登録義務を設けています。
ESOS法
(Education Service for Overseas Students Act:教育サービス法)
留学生のための教育サービス法のこと。(国家法)
この法律により、留学生にオーストラリア人学生と同様の教育を提供されることが保証される。
CRICOS制度
(Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students:政府認定制度)
留学生向け教育機関・コースの政府登録制度のこと。
留学生の受け入れを行う全ての教育機関に、オーストラリア政府に政府認定校として認められることが義務付けられている。
※学生VISAを取得する場合、希望の学校・コースがCRICOS登録校であることが絶対条件!事前に要確認しましょう!
このようにオーストラリアは、世界的にも珍しく留学生の受け入れと保護のために法律や義務を制定している国で、国を挙げて留学生を歓迎しています。
日本からも多くの留学生がオーストラリアに留学しており、人気の留学先ランキングTOP3に入っています。
語学学校
英語が母国語であるオーストラリア。
多くの移民や留学生に英語教育を行なってきた伝統と実績があり、その高い水準の英語教育は世界的にも評価されています。
「オーストラリア英語」には、多少の訛りや独特の言い回しはあるものの、「標準英語」を学ぶことができます。
語学学校の種類
語学学校は、大きく分けて2種類。
①私立の語学学校
・コース内容・期間が比較的自由
短期留学や観光留学にオススメ!
②大学付属・専門学校付属の語学学校
・進学先の授業レベルに合わせた英語力・スキルを養成する
進学を希望する人にオススメ!
※語学学校が提携している大学・専門学校に進学を希望する場合、規定の成績でコースを修了すると、入学に必要な英語検定試験が免除となる。
語学学校のコースの種類
語学学校のコースの種類は、大きく分けて3種類。
①一般英語コース
・通称「General English(ジェネラル・イングリッシュ)」
・文法・読解・作文・リスニング・会話などをバランスよく学び、総合的な英語力を身に付けるコース
・ほとんどの留学生が基本的にこのコース
・英語レベルにより、初級〜上級までクラスが分けられる
・入学に必要な英語力:問わない
短期・長期留学、ワーキングホリデーにオススメ!
②進学英語コース
・通称「EAP(English for Academic Purpose)」
・大学・専門学校への進学を目指す準備コース
・進学に必要な英語力から、進学先での授業レベル(ノートの取り方・プレゼンテーションの仕方・レポートの作成方法など)までの必要なテクニックを習得する
・入学に必要な英語力:中級以上
進学を希望する人にオススメ!
③試験対策英語コース
・オーストラリアでは、IELTS(アイエルツ)テストとケンブリッジ英語検定の2種類の試験対策コースが設定されている
目標の英語テストがある人にオススメ!
豆知識
●IELTS(アイエルツ)テスト
大学の入試基準、永住権VISAの基準などに使われる英語テスト
●ケンブリッジ英語検定
ヨーロッパで広く認知されている英語テスト
その他
・ビジネス英語コース
・中学・高校進学準備コース
・英語+技術習得コース
etc.
語学学校を選ぶ時のポイント
語学学校を選ぶ際、何より大事なポイントは
【自分の夢・目的にあった学校選びをすること】
そのためにも、一つ一つのポイントについてじっくり考えることが大切です。
●留学の目的
なんで留学したいのか?
「英語テスト(TOEIC/TOEFL/IELTS/ケンブリッジ英語検定など)で○○点を取る!」
「ホームステイ先のファミリーと話したい!」
「ビジネスで必要!」
「オーストラリアの学校に進学したい!」
など、あなたが留学したい理由・目的を考えてみる。(具体的なほど○)
すると、自ずと必要な語学学校の種類・コースが決まってくるはずです。
●留学先・語学学校の地域
どこに留学したいのか?
留学先が決まったら、その中でも都市部の学校に通いたいのか?郊外の学校に通いたいのか?
語学学校の地域を決めることで、そこにある語学学校が絞られてきます。
●留学の期間
どのくらいの期間留学したいか?
①3ヶ月以内(短期留学)
VISAの種類 | 観光VISA |
オススメの語学学校 | 比較的小規模でアットホームな学校 |
特徴 | みんなで和気あいあいと日常英会話に慣れ親しむ! |
②3ヶ月以上(長期留学)※進学を希望しない場合
VISAの種類 | 学生VISA |
オススメの語学学校 | 比較的大規模で施設の整った私立の語学学校 |
特徴 | 細かいレベル分け! |
③3ヶ月以上(長期留学)※進学を希望する場合
VISAの種類 | 学生VISA |
オススメの語学学校 | 大学付属・専門学校付属または提携の語学学校 |
特徴 | 同じ目的を持つ仲間とモチベーションUP! |
また、英語力確認テストなどで今の自分の実力が分かると、
「IELTS○○点を目指すなら、このコースでこの期間必要」
「この学校に進学するなら、このコースでこの期間必要」
など、具体的にコースも期間も決まってくるので、ぜひ留学前に一度、今の自分の英語力を確認しておきましょう!
●留学の予算
留学の予算はいくらか?
学校の授業料以外にも、留学には滞在費、生活費、その他費用など様々なところでお金がかかります。
予算との兼ね合いも現実的に大切なポイントです。
●生徒の国籍バランス
生徒の国籍はどうか?
日本人ばかりでなく、バランスよく留学生が集まっているか?
留学生活の中で語学学校は、世界各国の人と交流できるチャンス!
英語を学びながら、世界中に友達を作り、海外の文化も学びましょう。
Sonokaの場合
step
1留学目的を決める
「高校生の頃にオーストラリア留学を夢見るきっかけとなった栄養士さんの生まれ育った国で、私も栄養学の勉強がしたい!」
=TAFE(職業訓練専門学校)へ進学希望
=TAFE提携の語学学校から選ぶ必要あり
step
2留学先・語学学校の地域を決める
オーストラリア・シドニー
step
3語学学校を選ぶ
留学エージェントさんから、下記2つの学校を紹介される。
①ih(TAFE提携なし)
⭕️②ELS(TAFE提携あり)国籍バランス○
step
4留学の期間を決める
(2018年1月末〜渡豪予定)
・英語力確認テストの結果より、TAFEへ進学するには約4ヶ月間語学学校へ通うことが必要と分かる。
・TAFEの入学時期は年2回(2月・7月)のみ。TAFE7月入学を目指し、逆算して語学学校は2月〜6月の4ヶ月と期間が決まる。
語学学校 4ヶ月(2〜6月)+ TAFE(7〜12月)=約1年間
step
5留学の予算を決める
約200万円(全体予算)
以上、
私の場合、このような流れで語学学校が決まっていきました。
実際、語学学校では、フランス・韓国・台湾・中国・コロンビアなど世界中に友達ができて、毎日学校に通うのが本当に楽しかったです!
また、みんなそれぞれに料理学校や音楽学校など目標を持ち、お互い高め合い励まし合いながら勉強することができました。
行くのは「あなた」!
自分自身が後悔しないで満足できる・楽しい留学生活を送れる語学学校を選びましょう!
Thank you so much for reading (: