こんにちは。Sonokaです。
今日は、前回の続きでオーストラリアの祝日について、それぞれがどのような祝日なのかご紹介していきたいと思います。
目次
オーストラリア・シドニーの祝日まとめ(2021年)
日にち | 祝日の名前 | 日にちの変動 |
1月1日 | New Year' Day(ニュー・イヤーズ・デー) | 固定 |
1月26日 | Australia Day(オーストラリア・デー) | 固定 |
4月2日 | Good Friday(グッド・フライデー) | 毎年変動 |
4月3日 | Easter Saturday(イースター・サタデー) | 毎年変動 |
4月4日 | Easter Sunday(イースター・サンデー) | 毎年変動 |
4月5日 | Easter Monday(イースター・マンデー) | 毎年変動 |
4月25日 | Anzac Day(アンザック・デー) | 固定 |
6月14日 | Queen's BirthDay(クイーンズ・バースデー) | 毎年変動 |
10月4日 | Labour Day(レイバー・デー) | 毎年変動 |
12月25日 | Christmas Day(クリスマス・デー) | 固定 |
12月26日 | Boxing Day(ボクシング・デー) | 固定 |
12月27日 | Christmas Dayの振替休日 | 暦による |
12月28日 | Boxing Dayの振替休日 | 暦による |
New Year's Day(ニュー・イヤーズ・デー)
・毎年1月1日(固定)
・元旦
日本のお正月の「三ヶ日(1月1日〜3日)」とは異なり、オーストラリアで祝日となるのは1月1日のみ。
日本では「クリスマス<お正月」に重きを置きますが、オーストラリアでは「お正月<クリスマス」という印象。元日は、なんなら普通の日というくらいに多くにお店が営業しています。
New Year's Eve(ニュー・イヤーズ・イヴ)
・毎年12月31日(固定)
・大晦日
世界中のどの国際都市よりも早く、新年の午前0時を迎えるシドニー。
シドニーの大晦日は、世界的に有名で、毎年多くの国からたくさんの人が集まります。目的はなんといってもシドニー・ハーバーでの新年のカウントダウン花火!
一生記憶に残る大晦日。絶対に体験してほしい!
Australia Day(オーストラリア・デー)
・毎年1月26日(固定)
・オーストラリア建国記念日
1788年、NSW州 Port Jackson(ポート・ジャクソン)に、イギリスからの最初の植民船団「First Fleet(ファースト・フリート)」が到着。ここから開拓が始まり、大都市シドニーに発展していきました。
「Invasion Day(侵略の日)」
一部では、この「オーストラリア・デー」は、先住民の人にとっては植民地化された「侵略された日」だという抗議もあります。
Good Friday(グッド・フライデー)
・3月下旬〜4月中旬の間(毎年変動)
・「聖金曜日」
キリスト教の最も重要な行事、イースター(復活祭)前の金曜日。
イエスが十字架にかけて亡くなった日とされる。
Easter Monday(イースター・マンデー)
・3月下旬〜4月中旬の間(毎年変動)
・イースター(復活祭)翌日の月曜日
Easter Holiday(イースター休暇)
オーストラリアでは、「Good Friday(グッド・フライデー)」から「Easter Monday(イースター・マンデー)」まで、合わせて4連休の大型連休となり、多くのお店がお休みになります。
・Good Friday(グット・フライデー)
・Easter Saturday(イースター・サタデー)
・Easter Sunday(イースター・サンデー)
・Easter Monday(イースター・マンデー)
※中でも、イエスが復活した日とされる「Easter Sunday」は最も重要な日で、1年で最も教会が混み合う日です。
Sydney Royal Easter Show(シドニー・ロイヤル・イースター・ショー)
・オーストラリアの文化と農業の伝統を伝えるイベント
・オーストラリア国内最大のお祭り
・毎年イースター休暇を挟んだイースターの時期(3〜4月)に2週間に渡り開催
移動遊園地、農業・動物体験、展示の他に、ロデオや丸太切りのショーなど、活気あふれる人気のイベントです!
Anzac Day(アンザック・デー)
・毎年4月25日(固定)
・戦争記念日
第一次世界大戦で犠牲になった兵士たち(オーストラリア・ニュージーランド連合国軍「ANZAC」)を追悼するために定められた祝日
ANZACとは?
「Australian and New Zealand Army Crops」(通称:ANZAC)
オーストラリアおよびニュージーランド合同の軍事組織。
当日は、シドニーの街中でパレードが行われ、軍服を身にまとった現役または退役された軍人や、楽器隊などが行進する。
パレードは、ハイド・パークの南側にある「Anzac War Memorial」と呼ばれる戦争記念館で終わり、式典が執り行わられる。
かつては、「Anzac Dayの日は、日本人は危ないから外に出ないほうが良い」と言われました。というのも、日本はオーストラリア本土を爆撃した唯一の国であり、オーストラリアで戦争の話となると決まってこの話が出るからです。
祝日を知り、歴史を知る。
日本人として知っておきたい、大切な日です。
私も、パレードを見に行った時は多少の緊張感を持って参加しました。
Queen's Birthday(クイーンズ・バースデー)
・6月の第2月曜日(毎年変動)
※WA(西オーストラリア)では、9月の最終月曜日
・イギリス女王の誕生日
オーストラリアは、もともとイギリスの植民地。当時のイギリス女王「エリザベス2世」の誕生日を祝ったのが始まりです。
豆知識
実は、エリザベス女王の誕生日は、本当は4月21日。
じゃあなんで6月にお祝いすることになったのでしょうか?
その理由は…
イギリス「せっかくのお祝いなら、天気の良い時期の方が良いよね!」→6月に変更
オーストラリア「せっかくの祝日なら、月曜日にしちゃって3連休にした方が良いよね!」→月曜日に変更
ということで、いかにも外国の自由さを感じられる祝日でもあります。
Labour Day(レイバー・デー)
・10月の第1月曜日(毎年変動)
・勤労感謝の日
「Labour」=「労働者」の意味
かつてのオーストラリアは、「12時間労働」「週休1日」という、今では想像できないほど過酷な労働環境でした。
そこで、それを改善しようとオーストラリア人が唱えたのが「8時間運動」(労働8時間・余暇8時間・休息8時間)。
その結果、8時間労働の権利を獲得したことを祝う日です。
(※別名:「8時間労働の日」)
Christmas Day(クリスマス・デー)
・毎年12月25日(固定)
・クリスマス
オーストラリアは、真夏のクリスマス!
サンタクロースは、トナカイの代わりにサーフボードに乗って現れます。
ビーチでサンタの帽子を被って過ごすこと、家族とゆっくり一緒に過ごすことが、オーストラリアのクリスマスの定番。
1年で1番にぎやかな季節であり、多くのお店がお休みになります。
タスマニアでのクリスマス当日の朝。大手スーパーマーケットさえお休みでした。
Boxing Day(ボクシング・デー)
・毎年12月26日(固定)
・クリスマスの翌日の、「真夏の特大セール」!
1年の中で最もお得にお買い物ができる、年に1度の大セール!
クリスマス商戦の売れ残りなどが、半額〜最大90%OFFでGETすることが可能で、当日は多くの人が朝早くからショッピングモールやデパートに並びます。
オーストラリアで最大の経済効果の日です。
滞在してた時の私に聞きたい。
※趣味でキックボクシングをする私は、「ボクシング(スポーツ)の日」だと思っていました。
まとめ
オーストラリアの祝日、いかがでしたでしょうか?
日本と違う点も多く、祝日からもオーストラリアの文化を感じることができますね。
ぜひ、頭の片隅にでも入れておいて、祝日の日に思い出していただけたら嬉しいです。
Thank you so much for reading (: