物心ついた時から、海外に行くのが憧れだった。
5歳離れた姉の影響で、小学生の頃から聴くのは洋楽。
Backstreet Boys、EMINEM、Avril Lavigne
姉に頼んではカタカナをふってもらって、姉と並んで一生懸命歌ってたのを覚えてる。
初めて買ったCDは『Wow! Disney mania』(英語)
初めて行ったLIVEはEMINEM
押し潰されそうになりながらも姉におんぶされながら必死にプチョヘンザ(Put your hands up)したっけ。笑
そんな私が中学生の頃、姉がフランスへ短期ホームステイに行った。
帰ってくるなり見せられた、金髪の男の子と笑う姉の写真は、私にとってそれはそれは衝撃的で。「いつか私も外国に行きたい…!」そう思うには十分な理由だった。
その後も姉は、ロサンゼルスにハワイに留学を重ね、一方私は未だに日本。
「石橋と気付かずに渡る」どんどん挑戦していく姉に対し、
「石橋を叩きすぎて渡る前に壊れる」私。
「もしも留学している間に犬が死んだら?」
「もしも留学している間におじいちゃんおばあちゃんに何かあったら?」
あれよこれよと余計な心配や言い訳を考えている間に、気付けば大学生。
高校を1年間休学して留学する友達もいたのに。
大学では、「休んだら国家試験が受けられなくなる」という新しい言い訳を見つけた。
友達に「留学行ったことありそう」「英語喋れそう」と言われては、そうではない自分に複雑な気持ちになり、
当時、Facebookを開いては出てくる友達の留学生活の写真を見ては、羨ましさと自分の情けなさにがっかりした。
「この子は何を目的に留学へ行ったんだろう?」
さらに時は経ち、社会人になっても、海外に行きたい、オーストラリアに行きたい思いはどんどん強くなるばかりだった。
休日にはこっそり留学説明会や体験談セミナーに参加し、「留学に行く準備」をしている気分でいる私。
でも、今なら分かる。
「留学に行く準備」って何?
行きたいなら行く。行きたいから行く。それでいいじゃん。
飼ってたワンちゃんは寂しいけど大学生の頃に旅立ったし、
おじいちゃんおばあちゃんもまだまだ元気。
また余計なこと考えて「準備」してたら、準備してるつもりがどんどん行くのは遠ざかるばかり。
「よし、行こう!!!」
そう決めた時は、心がスッキリした。
自分の本当にやりたいことを、初めて口に出した瞬間だった。
留学には絶対に理由が必要だと思っていたあの頃の私に言いたい。
「行きたいから行く」それでいい。
それで十分、立派な理由。
それでもやっぱり、「高校生の頃にオーストラリア留学を夢見るきっかけとなった栄養士さんの生まれ育った国で、私も栄養学の勉強をしたい」という理由を掲げた私。
でも本当は、小さい頃に見たあの写真のように、「海外で生活してみたい」が1番の理由だったんだと、今ではそう思います。
My favorite words
『やらない後悔より、やる後悔』
『今日が一番若い』
『Today is the first day of the rest of your life.』(今日という日は、残りの人生の最初の一日)
『Don't think, take it simple.』(考え過ぎないで、気楽に)
このBlogが、留学にあと一歩踏み出せずにいる誰かの背中をポンと押せたら嬉しいです。
Thank you so much for reading (: